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加納尚明のつぶやき日記

加納尚明のつぶやき日記

市民活動団体の情報化-1(2004.12.30 UP)




   ~~~ 市民活動団体の情報化 IT活用の基本 ~~~

情報化○○、△△情報化、○○や△△に思い当たる言葉はどんな言葉がありますか?情報化社会、情報化時代、地域情報化、行政情報化など聞き慣れた言葉がたくさんあるでしょう。市民活動団体にとってもこの「情報化」はとても重要な要素になってきています。今回と次回の二回に分けて「市民活動団体の情報化」について考えてみましょう。

まず、「情報」って何でしょうか?情報とは「知りたいこと」と「伝えたいこと」。では、なぜ知りたいの?なぜ伝えたいのでしょうか?よりよくなりたいから情報を欲する。知ってほしい、分かってほしいから情報を発信するのではないでしょうか?・・・ということは、情報化とは「人と人をつないでいくこと」・・・ということは情報化って「私たちの活動そのものでは?」市民活動は人と人のつながりで成り立っています。だから情報化を進めることは、市民活動を進めることになるのです。

次に、情報には「外に発信する情報(組織外への情報化)」と「内に発信する情報(組織内への情報化)」があります。外に情報を発信する手段としてどんなものが思い浮かびますか?『それはホームページを作ることだよ。』と答える人も多いでしょう。その通り、情報発信の手段としてホームページは大きな可能性を持っています。しかし、ホームページを作ったからといって情報発信が勝手に進むのではありません。ホームページを作るということは百科辞典に登録されただけのことです。どうやって自分たちのページを見てもらえるようにしていくのか?これが重要です。どうやって見てもらえるようにしていくかについては次号でお話しますね。お楽しみに!

内に情報発信することすなわち組織内の情報化の最大のポイント(本質)は、コミュニケーションをどうやって豊かにしていくかです。多くの市民活動団体のメンバーは仕事や家事など忙しい生活の中で市民活動にも携わっています。そんな忙しいメンバーが頻繁に会って相談しあうことは不可能です。でもコミュニケーションを深めないとなかなか活動は進みません。そんな状況を一気に解決してくれるのが「パソコンでメールをすること」です。紙面の都合もありくどくどと理由は書きませんが、とにかく騙されたと思って(笑)、団体のスタッフが全員、パソコンでメールできるようにトライしてください。きっときっと会の活動が進展しますよ!

                     (北海道のNPO総合情報誌 えぬぴおん第10号に寄稿)







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